助産師会のご案内 公益社団法人日本助産師会は、助産師相互の親睦と職業的地位の向上を図るとともに、専門的学術の研究につとめ、合わせて保健指導に関する知識の普及並びに家族保健及び母性保護の改善に貢献することを目的とした、国内における助産師独自の職能団体です。一般社団法人福島県助産師会は7つの地区会(福島会, 郡山会, 須賀川会、白河会, 会津会,いわき会、 相双会)によって構成されています。会の運営は役員4名(会長, 副会長, 常務理事, 専務理事)及び監事2名、地区会長、専門委員長によって行われています。 目次 助産院(助産師)ってどんなところ? 入会のご案内 活動報告 組織・役員・定款 寄付のお願い 助産院(助産師)ってどんなところ? 「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいいます(保健師助産師看護婦法より)。助産師は、助産師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなくてはなりません。 助産師はどんな仕事をしているの? 生命の誕生に、深くかかわらせていただく専門職です。正常なお産については、助産師が介助できます。妊娠中から健康状態を高めて自然力を最大に発揮し、安全で満足のいく出産や人生のスタートとなるような支援をめざしています。親子や家族の絆を育む育児を応援いたします。⊂(^・^)⊃妊娠・出産・授乳期の育児を中心に、思春期から更年・老年期まで全ての女性の健康支援 者として、頼りになる身近な存在でありたいと願っています。 助産師はどこにいるの? 現代では、医療機関で出産される方がほとんどです。医師と連携をしながら妊娠・出産・新生児期のケアを行うために、病院や産婦人科医院に勤務しています。県内において数少ないですが、助産師業務として認められているケアを独自に提供する 助産所、ご自宅まで伺う出張開業助産師もいます。妊産婦訪問や乳幼児健診など、市町村行政の母子保健サービスの一端を担う助産師もいます。子育てをはじめとする女性の健康支援のために、地域の中でも活動しています。福島県における令和2年12月末の就業助産師数は522名。そのうち病院や産婦人科医院に勤務する助産師は83.3%であり、地域の中で活動している助産師はわずか5.6%でした。 助産院ってどんなところかな? 女性が主体的に健康に向かえるよう支援しています。助産院では緊急時を除き医療行為はありません。出産ができる所、母乳育児支援を専門としている所、産前産後の保健指導や育児支援・思春期教育をしている所など、内容に違いがあり、出張のみという助産所もあります。いずれも、生活の延長としてアットホームな雰囲気で、個々を大切に心の充実につながる支援をしています。 一般社団法人福島県助産師会入会のご案内 福島県内にお住まいの一般の方、または福島県内に勤務されている助産師で、公益社団法人日本助産師会及び一般社団法人福島県助産師会の活動にご賛同いただける方の入会をお待ちしています。入会に関するお問合せ、申し込みは下記にお願いします。〒960-8141 福島県福島市渡利岩崎町19-2一般社団法人福島県助産師会電話:024-573-0211(FAX共通) 年会費は、本部会費15,000円、県会費5,000円+互助会費300円、初年度のみ入会金10,000円の合計30,300円です。初年度の会費は県助産師会を通して現金で支払い、次年度より自動引き落としになります。 活動報告 令和4年度母子支援事業実施報告(2022/7/25) 令和4年4月~令和4年6月までの実施報告です。 電話相談318件、母乳の放射性物質濃度検査申し込み0件、妊婦及び母子訪問238件、助産師院における母乳育児支援131件、産後宿泊ケア8組(延べ28日間、平均3.5日間)、産後日帰りケア16組(延べ20日間、平均1.3日間)アウトリーチ型産後ケア16件、子育てサロン45回292組(自主企画を含む)でした。 令和3年度母子支援事業実施報告(2022/5/30) 令和3年4月~令和4年3月までの実施報告です。 電話相談1154件、母乳の放射性物質濃度検査申し込み2件、妊婦及び母子訪問927件、助産院における母乳育児支援600件、産後宿泊ケア35組(延べ148日間)、産後日帰りケア37組(延べ67日)アウトリーチ型産後ケア40件、子育てサロン175回970組(自主企画を含む)でした。 令和2年度母子支援事業実施報告(2021/4/7) 令和2年4月~令和3年3月までの実施報告です。電話相談1012件、母乳の放射性物質濃度検査申し込み3件、妊婦及び母子訪問1048件、助産師院における母乳育児支援703件、産後宿泊ケア28組(延べ118日間、平均4.2日間)、産後日帰りケア58組(延べ83日間、平均1.4日間)アウトリーチ型産後ケア19件(半日型)、子育てサロン165回850組(自主企画を含む)でした。 令和元年度 母子支援事業実施報告(2020/04/06) 平成31年4月~令和2年3月までの実施報告です。電話相談841件、母乳の放射性物質濃度検査申し込み4件、妊婦および母子訪問1113件、助産院における母乳育児支援876件、産後宿泊ケア28組(延べ95日間、平均3.4日間)、産後日帰りケア74組(延べ120日、平均1.6日間)、アウトリーチ型産後ケア4件、子育てサロン197回2386組(自主企画等を含む)でした。 一般社団法人福島県助産師会の組織 役員 役 職役員名代表理事(会長)小谷寿美恵理事(副会長兼専務理事)高野香代子理事(副会長兼常務理事)津田裕子監事横田百合監事小池志保福島会会長旭香織会津会 会長吉田麻弥いわき会 会長白澤朱美郡山会 会長横田百合白河会 会長武地恵美子須賀川会 会長渡邉美保相双会 会長渡部恵津子 役 職役員名助産所部会長草野祐香利勤務助産師部長舘岡清美保健指導部会 会長野地妙子ふくしま子育て・女性健康センター長旭香織ふくしま助産所 管理者小谷寿美恵教育委員長石田登喜子安全対策委員長江井雅美災害対策委員長石田登喜子広報委員長野地妙子 一般社団法人福島県助産師会 定款 寄付のお願い 東日本大震災及び原子力発電所事故から10年を迎えました。地域の放射線量は減少してきましたが、現在も不安な状況で子育てをしています。市町村での産後ケア事業が始まりましたが、だれもが利用できるようになるにはもう少し制度の見直しが必要かもしれません。周囲のサポートも少なく、多くのお母さんは疲れきっています。そして、お母さんの不安は赤ちゃんの不安へとつながっていきます。「助産師として、お母さんと赤ちゃん、ご家族の力になりたい」。そんな思いから、福島県助産師会のメンバーは、家庭訪問や助産院での母子へのケア、子育てサロンの開催を実施しています。産後宿泊ケアでは、24時間助産師が関わり、実母のような温かさで専門的なお世話をしています。サポートを必要とするお母さんと赤ちゃんがいる限り、精一杯活動を続けていきたいと思っています。そのために、皆さまの温かいサポートをよろしくお願いいたします。使途ご寄付は、福島県助産師の活動及び福島県にお住まいの母子及びご家族を支援するための運営費と助産師人件費に充てます。助産師の家庭訪問、子育て相談(電話での相談含む)産後の母子の宿泊及び日帰りでケア(産後ケア)子育てサロンの開催妊産婦及びご家族への支援 口座 東邦銀行渡利支店普通預金 399169口座名:シヤ)フクシマケンジヨサンシカイゆうちょ銀行記号:18230番号:22633351店名:八二八 店番:828普通預金 口座番号:2263335口座名:シヤ)フクシマケンジヨサンシカイ※領収書をご希望の方は助産師会までご連絡ください。なお、寄付金控除の対象にはなりません。