コラム

「会津助産師の家 おひさま」の経験豊富な助産師が、これからママになる方、子育てに悩んでいるママへ、出産の知識・育児のコツ、アドバイスをお届けします♪

混合栄養から母乳だけにしたい
母乳を飲む赤ちゃん

粉ミルクを足している方の中には、母乳だけで育児をしたいと言う方もたくさんいます。1〜2ヶ月頃までなら、母乳だけにすることはできます。その場合、できるだけ粉ミルクの回数と1回量を減らし、1回でも多く母乳を飲ませましょう。

母乳は1日10〜12回位が目安。粉ミルクは消化に時間がかかり授乳間隔が伸びてしまうため母乳の分泌低下に繋がります。

母乳の後に粉ミルクを出さない時を作り、すぐに欲しがれば母乳をまた飲ませ、粉ミルクを足す回数を減らしていきます。(どうしても泣き止まない時は粉ミルクを少し与えてもOK。)そうしていくと徐々に1日1〜2回の粉ミルクの補足になり、母乳だけになっていきます。

授乳時のポイントは、

  1. 乳首は柔らかいか
  2. 赤ちゃんの飲み方や姿勢は正しいか
  3. 体重が少しでも増えているか
  4. 尿や便はよく出ているか
など。

また、授乳間隔が短くなり、赤ちゃんがすぐに泣くという状態に慣れることも大事です。粉ミルクにはない母乳が持つ免疫力は母乳をもらった分だけ発揮されますので、できるだけ母乳をあげてください。

チャイルドシートについて
チャイルドシートで寝る赤ちゃん

チャイルドシートは道路交通法で、生まれた時から6歳未満まで着用が義務づけられており、乳児用・幼児用・学童用・全種タイプと様々なタイプが用意されています。

違反すると一点減点されるので、車内での授乳やおむつ交換、緊急搬送、肥満精神疾患でいたしかたない時、またはバスやタクシーでの移動時以外は着用が必要です。

体重が10kgを超えるまでは事故など万が一のことを考え、子どもを後ろ向きに乗せるよう設置します。運転席の後ろと助手席の後ろのどちらに設置するかは、子どもを不安にさせない状況(声えかけ、顔を見やすい)や安全性(運転席の後ろの方が高いと言われる)で決めてください。着用ポイントは、前の座席を可能な限り後にずらし、シートとの隙間をなるべく作らないこと。また、後部座席にしっかり固定しましょう。

シートは45度程度起こし、

  1. 呼吸が楽にできる
  2. 景色が見える
  3. ミラーで子どもの顔を確認できる角度
が望ましいです。

購入時は、女性でも簡単に設置でき、クッション性があり清潔に保てる材質であるか、長く使用する可能性も考慮しましょう。

地域の子育て情報
地域の子育て情報

子育て中のママ、毎日疲れ果ててしまってはいませんか?周りに協力者などがいないなどで子育てを一身に担っているママには特に、地域の子育て情報を知ってもらいたいと思います。

昨年から地域の子育て包括支援センターが各市町村に出来たというのに、利用しないのはもったいないことです。

ベビーシッター、ホームスタートや一時預かり、産後ケアハウス、子育て支援センターなど、近隣の市町村で子育てに関するサポートを受けられる所や、親子で自由に遊べる所があるはずです。お住まいの市町村役場に是非問い合わせてみてください。

また自分が習ってみたいことに挑戦し、そこに子どもを連れて行けるならば、それも良いことだと思います。(図書館や体育館、コミュニティセンターでも趣味や特技、資格取得などに関するものが開催されています。)

周囲の大人も活気ある子どもたちと触れ合うことで、元気になったり励まされたり、お互いさまの世界です。もっと自信を持って外へ出て自分の好きなことをしてほしいものです。

2人の子どもの子育て
2人の子どもの子育て

2人の子どもを育てるのは、1人目の子育てに奮闘していた頃よりも、何かと心身の負担が大きいものです。

毎日かわいい子どもたちに囲まれて嬉しいはずがついイライラしてしまったり、頼りにしている夫への不満も募っていたりと、地域の母子に関わる仕事をしていると、いつも疲労困憊しているというママがとても多いことに驚かされます。

子どもは4歳を過ぎる頃になると聞き分けができるようになり、子育ても楽になっていきます。お兄ちゃん・お姉ちゃんとして、ママや弟妹を助けてくれることもあるでしょう。

2人目がこれからのご家庭は、ママが一番身近なご主人と話し合う機会を作り、インターネットや子育て情報誌などで先輩パパママの体験談を見たり読んだりしながら、何歳くらい離して産むと良いか、もし1人目の赤ちゃん返りがひどくなった時に夫の協力は得られるのか、近隣に利用できる子育てサポートサービスや施設はあるのかなど、夫婦共にしっかり納得しながら家族づくりを考えることも大切です。

毎日スキンケアをしていますか
毎日スキンケアをしていますか

赤ちゃんの皮膚はまだ発達していないので、薄くて傷つきやすく水分が少ないカサカサ肌です。皮膚をよい状態に保ち、あせも、乳児湿疹、おむつかぶれ、アトピー性湿疹、脂漏性湿疹などを防ぎましょう。

また、最近は食物アレルギー性湿疹も皮膚細胞のすき間からアレルギーの原因物質が侵入して炎症を起こすこともあり、スキンケアが大切です。

方法として、入浴時に

@やさしく洗ってしっかり汚れを落とす。液体せっけんをよく泡立て、泡で洗うような感じでゴシゴシこすらない。(脇の下や股は汚れが溜まりやすい)

Aしっかりすすぎ、やさしくタオルでポンポンと押さえるように拭く。

B保湿はお風呂上がりにすぐ、乾燥する前に保湿剤を手にたっぷりとって、体全体に(特に頬、口の周り)まんべんなくやさしくなじませる。保湿剤はローション、クリームともにベビー用にし、質がよいものを使います。皮膚に炎症が起きたら、医師にかかり治療します。

お母さん、弱音を吐いても大丈夫
お母さん、弱音を吐いても大丈夫

毎日一生懸命がんばっているお母さん、褒めてもらっていますか。周りは、「だめね〜」「泣かせてばっかり」「そんなにおっぱいにこだわらなくてもミルクがあるじゃない」。かわいいと抱っこしても泣かれたらお手上げの夫。自分が抱いても泣き止まないけど、お婆さん(祖母)が抱いたら泣き止む赤ちゃん。

なんなの、私だけ。私はみんなのようにうまくできないの。妊娠中に描いていた子育てとは、かけ離れた育児の現実。本当にまいってしまいますよね。一日中赤ちゃんと離れられず、外出もままならない。話もできない。でも、周りは「お母さんなんだから」の一言で全てをまかされています。

一度家族の前で爆発して自分の気持ちを出してみてください。我慢しきることはなく、周りに訴えてください。泣いてもいいですよ。

赤ちゃんのインフルエンザの症状と対処法A
赤ちゃんのインフルエンザの症状と対処法A

−赤ちゃんもインフルエンザにかかるの?−

自宅での注意点としては、@水分補給です。高熱だけではなく、下痢や嘔吐等の消化器症状を併発すると、脱水状態になります。水分をしっかり与えましょう。A湿度に注意しましょう。冬は室内が乾燥しやすくウイルスが活性化しやすいため、適度な湿度(50〜60%)に調節しましょう。B室温と寝具や肌着にも注意が必要です。発熱の初期には寒気があるので保温が必要ですが、それ以外は厚着の必要はありません。汗をかいたら、こまめに体をふき肌着の交換をしましょう。

乳幼児のインフルエンザは重症化しやすいため、予防が何よりです。パパやママ、ご家族の方が帰宅した際は必ずうがいと手洗いをしましょう。できるだけ、人ごみの多い所へは連れて行かないようにしましょう。会津助産師の家おひさまは、お子さまの健やかな成長を願っています。

赤ちゃんのインフルエンザの症状と対処法@
赤ちゃんのインフルエンザの症状と対処法@

−赤ちゃんもインフルエンザにかかるの?−

めっきり寒くなりました。まだ小さい赤ちゃんを育てているパパやママにとっては、感染しないか心配ですよね。

よく昔から3ヶ月ぐらいまでは母乳でママから免疫をもらっているから病気になりにくいと言われていますが、実は新生児でもインフルエンザに感染する可能性はあります。

今回は赤ちゃんのインフルエンザについて、風邪と見分けるための症状や感染した時の対処法をお伝えします。風邪と比べて高熱になること、身体全体への症状が見られることが特徴です。

赤ちゃんは機嫌が悪く泣きやまず、ぐずり続けます。風邪とインフルエンザを見分けるポイントとして、@38度以上の発熱はないか。A身の回り(家族・学校・職場・近所)でインフルエンザは流行していないか。Bくしゃみを伴わない咳・鼻水の症状がないか。C頭痛・関節痛・倦怠感等により不機嫌で泣き続けていないか。赤ちゃんの発熱は他の病気の可能性もあるので、速やかに小児科医の診察を受けましょう。

産後ケアについて
産後ケアについて

「産後ケアって、何をしているところなの?」とよく聞かれます。そこで「会津助産師の家おひさま」で行っている産後ケア”日帰りケア””宿泊型ケア”について紹介します。

24時間助産師が対応しており、タイムリーに必要なケアが受けられ、問題解決が早く、安心と自信につながります。こころとからだの回復、休養のお手伝いをするところであり、退院後の生活がスムーズにいくように、また、子どもをかわいいと思えるように、自信を持って育児をすることができるように支援するところです。

産後6〜8週間の産褥期といわれる最も疲れが強い時期にどう過ごすか、人生の先輩でもある助産師と色々お話をしたり、ゆっくりと時間が流れる中で過ごすことは大切になります。誰もが産後ケアを受けるのがあたりまえになる世の中に、早くなって欲しいと願っています。