コラム

「会津助産師の家 おひさま」の経験豊富な助産師が、これからママになる方、子育てに悩んでいるママへ、出産の知識・育児のコツ、アドバイスをお届けします♪

産後ケアについて
産後ケアについて

「産後ケアって、何をしているところなの?」とよく聞かれます。そこで「会津助産師の家おひさま」で行っている産後ケア”日帰りケア””宿泊型ケア”について紹介します。

24時間助産師が対応しており、タイムリーに必要なケアが受けられ、問題解決が早く、安心と自信につながります。こころとからだの回復、休養のお手伝いをするところであり、退院後の生活がスムーズにいくように、また、子どもをかわいいと思えるように、自信を持って育児をすることができるように支援するところです。

産後6〜8週間の産褥期といわれる最も疲れが強い時期にどう過ごすか、人生の先輩でもある助産師と色々お話をしたり、ゆっくりと時間が流れる中で過ごすことは大切になります。誰もが産後ケアを受けるのがあたりまえになる世の中に、早くなって欲しいと願っています。

子どものホームケア
子どものホームケア

幼い子どもは熱を出したり下痢をしたり、病気やケガをしながら成長します。育児に慣れない頃、親は赤ちゃんのちょっとした変化に慌てたり、適切に対応できないこともあります。母親からもらった免疫で防げる病気もあります。重症化しやすい病気は予防接種で防げるものもあります。乳児期前半は感染症が気がかりです。赤ちゃんが感染症に罹らないような配慮が必要です。(外出先から帰ったら手洗い、うがいをする・インフルエンザなどの流行時期はなるべく人混みを避け、外出時はマスクをする・部屋の湿度を60%ほどに保つ・家族が感染している場合、同じ部屋で過ごすのを極力さける)などが基本です。

病気により発熱や下痢など症状が出ますが、赤ちゃんの体調には個人差があります。大切なのは顔色や泣き方など、全身状態を見ること。@機嫌、食欲、顔色などがいつもと違うときA38度以上の発熱B3日以上続く熱、いったん下がった熱がまた上がった時は受診し、症状がいつ始まったか・赤ちゃんの様子(食欲、機嫌、元気、睡眠)・家族や身近に同じ症状の人がいないか・便や発疹など、他に気になることがないかを医師に伝えましょう。

パパもママも知っていますか?清潔にするために「むいて、あらって、またもどす」A
パパもママも知っていますか?清潔にするために「むいて、あらって、またもどす」A

お風呂では石鹸を泡立てて、オチンチンの表面、タマタマ袋、お尻の穴を丁寧に洗います。そして、包皮がむける子はむいて、亀頭部も一緒に石鹸で洗いますが、むけない場合は包皮の中は石鹸を使わず、お湯だけで洗いましょう。

【赤ちゃんのオチンチンの洗い方】@両手の親指と人差し指でオチンチンの根元を持って、包皮を少しずつ、ゆっくり、やさしく下げます。(強くこすると炎症を起こしたり、充血をきたすこともあるので注意!)Aまだ包皮口が小さいので亀頭部が見えるまでには、少し抵抗があるかもしれませんが、力を入れて押し込んで行くと、亀頭部が見え、おしっこが出てくる外尿道口が見えます。もう少し力を入れると亀頭部がさらにあられます。B最後に包皮をかぶった元の状態にもどします。(決して無理しないことが大事です。)3歳から5歳くらいになると、自分で洗えるようになります。それまでは、毎日お風呂に入った時に洗ってあげてください。

パパもママも知っていますか?清潔にするために「むいて、あらって、またもどす」@
パパもママも知っていますか?清潔にするために「むいて、あらって、またもどす」@

生まれたばかりの赤ちゃんのオチンチンは、包皮(オチンチンを包む皮)が亀頭部(オチンチンの先)をおおっている包茎であることが多く、包皮をむかないと外尿道口が見えない場合がほとんどです。赤ちゃんは皮をかぶっているのは正常です。

大切なことは、亀頭部と包皮の間に(溝になっている)おしっこのカスや垢がたまって、ばい菌が入りやすく炎症を起こす場合があるので、早いうちから包皮をむいて清潔にしてあげることです。

生後1ヶ月くらいまではそのままむかないで洗ってもよいと思いますが、成長とともにむけてくるので、無理をしない程度に洗ってください。生後3〜4ヶ月頃からは自然に皮はむけてきます。包茎をむいて、清潔にしてください。

夫(パートナー)とのかかわり方について
夫(パートナー)とのかかわり方について

お父さんは何をしてくれていますか?

オムツ替え、抱っこ、お風呂?お母さん方と話していると、何かとお父さんの愚痴を聞きます。抱っこはしてくれるけど泣き出したらお手上げ、オムツもおしっこだけ、夜中も何度もおっぱいで起きるのにお父さんは横で寝ているだけ、お母さんは疲れています。家にいて、赤ちゃんの世話をしているだけ?掃除・洗濯、炊事と育児、この育児が大変です。

産後1ヶ月、自宅に戻ったお母さんは寝不足で体調も戻っていません。外出もままならず、赤ちゃんと四苦八苦!でも、頑張っています。

お父さんも仕事で大変だと思いますが、一日中話す相手もなく、外の世界との繋がりのないお母さんに「ごくろうさん、がんばっているね」その言葉でどんなに救われるか、ちょっとしたことでも話し相手になって下さい。

疲れた顔のお母さんの顔を見るより、明るい顔を見る方がお父さんも気分がいいと思いますよ。

適切な時期に始めたい「トイレトレーニング」
適切な時期に始めたい「トイレトレーニング」

トイレでおしっこができるように手助けすること、それがトイレトレーニングです。トイレでできるようになるには手助けが必要です。早すぎず遅すぎず、適切な時期にスタート。まず子どものからだの準備が整うことが条件。遅くとも3歳半までにはスタートしましょう。

@ おしっこの感覚を確かめる(一人で歩く・簡単な言葉を理解し、片言で話せる・間隔が1時間半〜2時間くらいあく)。

A おしっこに誘ってみる(出る、聞く、見る。おしっこの3つの感覚を体験)。

B 布パンツにしてみる(成功率と環境を見て。おもらしを知るチャンス。後始末がストレスになるなら、おむつに戻す)。

C 誘わないで待ってみる(成功率が高くなったら待ちましょう)。

ゴール:出る前に予告できれば完了(安定するには1〜2か月かかり、後戻りすることもあります。焦らず待ちましょう)。ゴールまでの道のりは様々。叱らないで、中断も一つの選択。一度覚えたことは簡単に忘れないので大丈夫です。

産後の骨盤矯正について
産後の骨盤矯正について

産後の骨盤矯正は、悪露や子宮内の状態が少し落ち着いた1ヶ月が良いでしょう。

ただ、ゆがみやゆるみがひどく痛みが強い場合、ベルトやガードルなどを産後すぐに利用される方もおります。骨盤体操や整体、マッサージなどを併用しながら装着すると産後6ヶ月間が特に効果が現れやすいのですが、1〜2年かけてメンテナンスするつもりで行って継続させましょう。

ズボンがサイズダウンしたり、腰痛、むくみ、足の冷え、子宮の戻りが良くなります。

産後体操は無理をせず妊娠10ヶ月で負担がかかって変わった筋肉や骨盤を、少しずつ今の生活に対応できる体に戻すために行います。

おひさまでは”トコちゃんベルト”をお勧めしています。病院で扱っているところも多くありますので助産師に聞いてみて、自分に合ったサイズを測定してもらうとよいでしょう。

自分一人で頑張りすぎないで肩の力を抜きましょうA
自分一人で頑張りすぎないで肩の力を抜きましょうA

0歳児の育児で大切なのは「与えて、与えて、与えきる」こと。赤ちゃんを「抱いて、抱いて、抱きしめて」愛情をたっぷり与えきることです。

「抱き癖がつくから」「可愛がり過ぎかな」「こんなに甘やかしたら将来大丈夫か」など心配する方もいますが、子育てにはその時期、その時期で大切なことがあります。

将来世の中の役に立つ立派な大人になってもらうために、0歳の赤ちゃんはたくさんかわいがってあげて下さい。「赤ちゃんを可愛いと思えること」は子育てで一番大切なこと。その気持ちからすべてが始まります。

赤ちゃんを可愛いと思うために、辛くない、楽な子育てをしましょう。完璧主義は、親も子も疲れるだけです。肩の力を抜いてリラックスしましょう。どうぞ自分一人で頑張り過ぎないで、楽に育児を楽しめる方法を工夫しましょう。

会津助産師の家おひさまは、子育てに悩んでいるお母さんを応援します。

自分一人で頑張りすぎないで肩の力を抜きましょう@
自分一人で頑張りすぎないで肩の力を抜きましょう@

子育てがスタートしたばかりの時期は、緊張の連続で肩に力が入りがちです。昼夜問わず続く授乳やおむつかえ、赤ちゃんに泣かれるたびに抱っこしたりあやしたり、泣き止まなかったときはどうしたらよいかわからなくなります。

中には、赤ちゃんと一緒に泣いてしまったというお母さんもいます。あげくに「慢性的な寝不足でクタクタになってしまい、精神的に参ってしまった」というお母さんもいます。

そんな時は、「一緒に泣いていいんだよ」といいます。「一人で頑張らないで、周りに頼りなさい」といいます。心身ともに疲れてしまうと赤ちゃんが可愛いと思えなくなってしまいます。

赤ちゃんを可愛いと思い、全面的に受け入れるところから、子育ては始まります。肩の力を抜いて、楽な子育てをしましょう。

赤ちゃんの冬の乾燥対策について
泣いている赤ちゃんにはすぐに応じてあげましょう

寒いと、暖房をつけ毛布や衣類を重ね着する方が多いと思います。しかし、暑くなりすぎるとかえって乾燥して皮膚はカサカサ、抵抗力も落ち病気にかかりやすくなります。

暖房は昼は22℃前後(夜は18℃前後)で、加湿器(湿度50〜60℃くらい)をつけること。また赤ちゃんの唇が乾いている時は、湯冷まし程度におっぱいをあげるとか、多め(20ccくらい)のミルクをあげる。また純正馬油をリップがわりに塗ってあげましょう。

手足がカラカラに乾いているのも体が水分を欲しがっているサイン。衣類も綿素材の衣服を着せるくらいでよいでしょう。靴下やレッグウォーマーは手足の冷たさを見て使用。

冬は基本的にお雛巻で包んでおいた方が体を余計に冷やさずすむので安心です。風呂上がりに乾燥がひどい時は、保湿力の強いクリームやローションを塗っておくと皮膚のしっとり感を保つことができます。顔や手、足など外に出している部分は乾燥しているなと思ったら保湿。

乾燥のひどい子は掻いたり痛がって泣いたりすることも多いので、小児科か皮膚科でクリームをもらった方が苦痛をやわらぎます。

泣いている赤ちゃんにはすぐに応じてあげましょう
泣いている赤ちゃんにはすぐに応じてあげましょう

鳴き声は赤ちゃんの言葉です。泣くことで反応してくれることを求め、お母さんを呼んでいます。お母さんに慰めてもらいたくて泣いています。赤ちゃんが泣くのは、お母さんが悪いからではありません。

赤ちゃんの泣き声に抱っこしたり、話しかけたり、歩き回ったり、背中をさすったりして応えることで、赤ちゃんは自分の周りの世界は愛情いっぱいの場所で、自分を良い気分にさせてくれる人々が周りにいるのだろうということを学びます。

そのような関わりを通して、赤ちゃんが抱えている不安を少しずつ減らしていきます。そのうち赤ちゃんは安心して機嫌の良い時間が増えてきます。

抱き癖なんて気にせずたくさん抱っこして赤ちゃんと関わりましょう。

離乳食の歯の手入れについて
離乳食の歯の手入れについて

前歯は約8ヶ月から、下から生えはじめて、上4本下4本になってきます。1歳すぎから奥歯が生えはじめ、3歳頃に乳歯20本ぐらいに生えそろいます。その間、母乳は虫歯の原因にはならないようになっています。

離乳食を食べはじめ、歯が生えていたら少し水かぬるま湯で濡らしたガーゼか綿棒で歯の表、裏、側面の部分も意識してきれいに拭き取るようにします。歯の数が多く、また大きくなってきたら乳児用歯ブラシ(薬局の大人用歯ブラシコーナーの脇や乳幼児の物品コーナーによく売っています)を使って軽く歯と歯茎をマッサージするように洗うようにします。

また、口の中も食べ物や汁で汚れていますので、食べた最後にお茶か水をゴックンさせるか、母乳を与えましょう。

歯みがきのタイミングは離乳が完了し、3回しっかり食べるようになるまで朝と寝る前の2回、歯と口の中の手入れをしてあげます。

歯とお口ケア
歯とお口ケア

おいしく食べることは、健康で豊に生きるための基本であり、歯は大切な役割を果たしています。

子どもの歯の健康は、お母さんのお腹にいるときから始まっています。乳歯は胎児期にできています。妊娠中のお母さんの食生活はとても大切です。乳幼児期は健康な歯をつくるための習慣を身につける大切な時期です。虫歯予防のため、規則正しい生活と歯みがきの習慣を身につけましょう。生活リズムを整え、3食しっかり食べることや、間食や甘味飲料をだらだら与えないなど食生活を確立することが大切。

お口は早い時期から感覚が発達し、とても敏感な器官です。口の周り、口の中を指で触れるなど、触られることになれさせ、下の前歯がはえて来たら、ガーゼで磨きます。上下前歯がはえてきたら、そろそろ歯ブラシでみがきます。奥歯がはえてきたら、1日1回寝る前に、きちんと磨いてあげましょう。

唾液が働くようにしっかり噛むこと、食べた後水や麦茶を飲ませる、うがいの練習をしてみるなど、必死に「磨こう」と力を入れ過ぎず、乳歯がはえそろう頃を目標に歯ブラシによる歯みがきを習慣づけましょう。

産後の赤ちゃんとの旅行について
産後の赤ちゃんとの旅行について

旅行に行くなら、8〜9ヶ月から1歳近くになってからの方が落ち着いて旅ができると思います。旅行や長時間の移動の際は、移動先に赤ちゃんの休むスペース、または配慮のある所を選びましょう。旅行先であれば、途中または泊まり先に病院があるかリサーチしておくこと。母子手帳、保険証、医療費助成証を持ち歩く癖をつける。

宿は食事やお風呂もお部屋付けに。持ち物は、ミルク、オムツ、着替えの他に風邪薬、胃腸薬、傷薬、体温計などを持っていくと安心です。

その他、簡易のベビーカーやバスタオル、小タオルを2〜3枚。水分補給がすぐできるように哺乳瓶、マグマグ、飲み物をすぐ取り出せるように。温泉に行くときは、赤ちゃんは直接温泉に入らず、2〜3歳ころまでは大人が側について洗い場で体を洗い、シャワーで体を温める程度に。

移動手段は、荷物が多いので人混みを避けたり、休ませて外で気分転換をはかることをおすすめします。飛行機、電車等は5〜6歳まで母子共に負担が大きくなりますので、補助してくれる人3人以上での移動がよいでしょう。

赤ちゃんと話す
乳腺炎予防について

みなさんは、赤ちゃんは何もできない、分からないと思っていませんか?

とんでもない、赤ちゃんの能力は計り知れないものがあります。

聞こえる・見える・味も、触感・食感も分かっています。ただ、伝える手段が泣くことだけなのです。

泣く=お腹がすいただけではありません。お母さんや周りの人は、言葉という伝達手段があってそれになれていますが、赤ちゃんは微妙な泣き声の調子で伝えています。それが分かるまでには時間がかかります。

でも、とっておきの伝達手段があります。

それは、心で話すことです。目を見て、言葉に伝えたいことを乗せてみます。かわいいね・どうしたのかな?・大丈夫だよ・大好きだよなど、お腹がすいているときや、おむつが気持ち悪い・熱があるなどは大体わかると思いますが、何もない状態でも泣くことがあります。実際のところはっきりしないことが多いのですが、泣くということは、何かを訴えていることと思います。

あわてないで、ゆったりとした調子で赤ちゃんに話かけてみましょう。”心を乗せて”。

赤ちゃんが泣くとき
乳腺炎予防について

赤ちゃんがどうして泣いているのか、聞き分けるのは難しいというママやパパが多いようです。

赤ちゃんがちょっとでも泣くと、すぐにおっぱいをあげようとします。しかし、赤ちゃんが泣くのはおなかが空いているとは限らないのです。赤ちゃんは泣くのが当たり前です。赤ちゃんが泣くのは悪いことではありません。泣くことでお話をしているのです。赤ちゃんがなにを言いたいのか、分かってあげてください。

泣き声を聞く(なにを伝えようとしれいるのかなぁ…)そのときどんな様子だろう(からだの動かし方や姿勢、顔の表情など…)「ねむりたい」「おなかがいっぱい」「おなかが空いた」「疲れた」「苦しい」「抱っこしてほしい」「暑い」「ちょっと寒い」「おむつが濡れた」「不安」なときなど、赤ちゃんがどんな様子に見えたか書きとめておきましょう。その子だけが見せる独特のしぐさが分かるようになります。

泣き方の違いが分かってくれば、それに応じた行動がとれます。赤ちゃんは一人ひとり違いますが、気をつけて観察していると赤ちゃんのお話が分かってくるでしょう。

乳腺炎予防について
乳腺炎予防について

乳腺炎は、おっぱいが腫れて赤くなったり、固くしこりなどができて痛くなったりします。ひどくなると抗生物質を飲んだり、入院したり、痛くて授乳どころではなくなり、生活に支障が出てきます。早めに対処し、ひどくならないようにしましょう。

【対処法】
  1. 飲み残しやしこりを感じたら、絞っておく。
  2. 授乳前にしこりが固くなっているおっぱい、乳首の部分をやわらかくしてから授乳してみる。
  3. お茶や低カロリーの食べ物、飲み物をとる。
  4. 授乳姿勢を見直す。肩や腕に負担がかかるとつまりやすいので背もたれ、ひじ掛のついた椅子、場所で授乳する。
  5. それでも改善が見られず不安なときは、出産した病院の産婦人科に相談し、受診するか近くの助産院に連絡し処方してもらう。

38度以上熱があり、痛みやしこりがひどい場合は速やかに受診しましょう。
※授乳中は乳腺炎の家庭で出来る処置として、キャベツ湿布、小さな保冷剤。病院、助産院、タクシー会社などの電話番号はいつも手の届くところ、わかるところに置いておきましょう。

職場復帰と母乳育児
赤ちゃんの鼻づまり対策について

仕事の再開は産休明けは3〜4ヶ月、もしくは6ヶ月、1年間と様々。6ヶ月までの赤ちゃんは離乳食も進んでおらず、母乳もしくはミルクをあげる必要があります。いざ哺乳瓶でというときに、全然受け付けない場合があるので、職場復帰の約1ヶ月前位から練習してみましょう。

母乳の匂いのしないお父さんかおばあちゃんに飲ませてもらってください。お母さんだと、「なんでおっぱいがあるのに、こっちなの?」となってしまいます。(哺乳瓶の中身は母乳でもOK)。

また、復帰後職場でおっぱいがはってしまったときには、飲ませないのであればタオルなどに5分程度乳房の圧抜きをします。預け先で冷凍母乳を飲ませてもらえる環境であれば、清潔な手技で母乳バックに搾乳し冷凍保存状態で移動。決して母乳を止める必要はありません。

日中お母さんに甘えられなかった分、おうちでは十分にあげてください。

赤ちゃんの鼻づまり対策について
赤ちゃんの鼻づまり対策について

鼻づまりは気道のどこかで、炎症での肥厚や分泌的ななんらかの原因でうまく排泄されずおこります。そういうときは、お部屋が乾燥していないか確認しましょう。

また、眠らせるときは、あごを上にあげ気道を確認。呼吸が楽になるように上体を起こしぎみにし、縦抱きを心がけます。

鼻汁や鼻糞を、ぬれたティッシュやぬれた綿棒で円を描くよう、または鼻の上部のつけ根から鼻のふくらみまでやさしく、しっかりとしごいてとるようにしてみてください(お風呂上りは一番とれやすい)。

水分をしっかりとり、体を潤すことも必要です。それでもなかなかおさまらない、色がねっとり緑や黄色であるときは、耳鼻科や小児科の受診をおすすめします。

おひなまきとまんまるベッド
おひなまきとまんまるベッド

赤ちゃんをバスタオルや毛布でくるんで子宮の中にいるような心身の安心を得させる育児法です。夜鳴やぐずって落ち着いてくれないとき、身体が冷たい時などにおすすめ。

この方法で授乳枕の上にのせ、身体の上体を少し起こしたり、時々身体を横にして背中やお尻のあたりをさすっていると5〜10分ほどで寝てしまいます。この方法は生後直後から身動きが激しくなる3〜4ヶ月まで行えます。また、平らな布団で仰向けに寝かせられるのはそれまで丸まっていた赤ちゃんにとって無理やりそらされるのと同じこと。寝かせるときには、授乳クッションでまんまるベッドを作りましょう。赤ちゃんは心地よく安心します。

肩の下にタオルを敷いたり、肩を授乳クッション体に安定してのせると呼吸が楽になり、その他、授乳枕に載せているときは身体が下にずり落ちないようにお尻の下や足元などにタオルを置くともっと安定します。そのまま寝てしまえば、タオルを巻きなおさなくても大丈夫。暖かくなってきたら布の種類や巻き方を少しゆるめて風通しを良くしてあげます。

※「おひなまき」の巻き方と「まんまるベッド」の使い方はインターネットで検索!

離乳食のはなし
離乳食のはなし

赤ちゃんは、今日から5か月になったという認識はありません。お母さんから見れば5か月になったから離乳食を始めなければ…と考えてしまうかもしれませんが、赤ちゃんの発達はそれぞれです。赤ちゃんが食べることに興味を持ち、食べられる準備ができたらはじめましょう!両親が食事をしていると、じーっと見て欲しそうな表示をしたり、口をもぐもぐさせてよだれを垂らしたりしてきたら、そろそろ離乳食を始めるサインです。

離乳食を始めるときにはお母さんも緊張すると思いますが、赤ちゃんはお母さんの優しい顔が大好きです。離乳食を一生懸命に手をかけて作ると、食べてくれない赤ちゃんに「こんなに苦労して作ったのになぜ食べてくれないの?」と怖い表情になりがちです。その顔に赤ちゃんはびっくりして食べられなくなることもありますので、わざわざ凝ったものを作らないようにすることで、気持ちも楽になります。焦らず、楽しみながら始めましょう。

離乳食が始まってからのおっぱいについて 〜好きなだけおっぱいを〜 
離乳食が始まってからのおっぱいについて 〜好きなだけおっぱいを〜

離乳食がすすんでくると母乳の続け方について「離乳食が進んでも授乳回数が減らない」とか「母乳をたくさん飲んでいるから離乳食が増えないのかなぁ」と悩むお母さんがいます。

しかし、赤ちゃんにとっては、母乳と離乳食は全く違うものであり、単なる食品として扱う次元ではありません。赤ちゃんにとっては、生まれたときから飲んでいた母乳に、お母さんという存在を感じてきていますので、離乳食を食べながらお母さんのおっぱいを楽しんでいるのです。おっぱいの回数が減らないのは不思議ではありません。好きなだけおっぱいを与えてください。厚生労働省の「授乳支援ガイド」にも、離乳食が進んでも「母乳は児が欲するまま与える」と、しっかり記載されています。

赤ちゃんがよく食べて元気いっぱい成長していたら、あまり心配はいりません。たくさんの栄養素がバランスよく含まれている母乳は、まだまだ大切な栄養源です。母乳の持つ免疫力は赤ちゃんを守ってくれます。

おむつかぶれについて
おむつかぶれについて

おむつかぶれのほとんどがおむつ内部の水分によって肌が炎症を起こした結果引き起こされます。うんちの回数が多いとおむつ交換をする回数も増えますが、うんちに含まれる酵素とお尻を拭くという摩擦行為などの外的刺激が合わさって、おむつかぶれが起こるといわれています。お尻全体が赤くなったり、あせものような湿疹として現れることも。炎症はかゆみや痛みを伴ない、悪化すると赤くただれたりします。お尻を拭くと痛がって泣いたり入浴時にお尻にお湯をかけたら痛がって泣いたりする様子が見られたら、おむつかぶれが起こり始めたサインです。おむつが汚れたら早く交換するようにしましょう。また、おしりふきでの拭きすぎに注意。下痢をしている時は頻回におむつを交換し、お尻を洗うことで清潔に保つようにします。ポリ容器などにぬるま湯を入れて、おむつの上で洗い流します。洗い流したら、乾いたコットンなどで押さえ拭いて、よく乾くしましょう。数日たってもおむつかぶれが治らない場合やひどくなる場合は病院を受診しましょう。

おっぱいをおいしくする食事について
おっぱいをおいしくする食事について

おっぱいの中身は、ママの血液です。ママの食事の味、それがおっぱいの味になります。薄白色で少し甘みがあり、サラサラとしたおっぱいが赤ちゃんは好み。おっぱいをおいしくするため、またトラブルの少ないおっぱいにするため、またトラブルの少ないおっぱいにするために、なるべく和食の食事が理想的です。それは、栄養のバランスがとりやすいためです。まず、即エネルギーとして消化吸収のしやすいごはん、その次に具だくさんの野菜の入ったみそ汁、白身の魚などあっさりしたものが適しています。どうしてもお腹がすいたら、腹持ちのよりおにぎりや芋、その他ほうれん草、モロヘイヤなど緑の野菜、プルーン、リンゴなど赤や紫の果物。飲み物もたんぽぽ茶、ほうじ茶、ごぼう茶、どくだみ茶などの鉄やビタミン、ミネラルが豊富な食べ物を選んで食べるようにしてみてください。授乳中は、たばこ、コーヒー、お酒などの嗜好品は、2〜3時間後に赤ちゃんのカラダに入っていくものとして考えてみて下さい。余分な添加物や脂肪、砂糖はおっぱいのつまりの原因やおいしくないどろどろのおっぱいになりやすいので、ほどほどに。

おしゃぶりの上手な使い方A
おしゃぶりの上手な使い方A

赤ちゃんは3ヶ月を過ぎると、だいぶ自分の手を動かせるようになり、自分の指を使って気持ちを落ち着かせることが出来るようになります。そういうときは、進んでやらせて下さい。赤ちゃんに手袋をはめたり、いやなにおいをつけたりするようなことはしないでください。

しかし、次のようなときは使わないでほしいと思います。泣きやませるためにおしゃぶりを使わないでください。泣く理由があるのにおしゃぶりで泣きを止めてしまうと、泣けないストレスが発生します。赤ちゃんの様子や一日の生活パターンから、なにが原因で泣いているのかわかってくると思いますので、よく考えて判断し、上手におしゃぶりを使いましょう。おしゃぶりを買う時は、赤ちゃんが慣れている形のもの、すなわち、ママの乳首あるいは哺乳瓶の乳首に合ったものを買うことです。おしゃぶりを上手に使うことにより、ママの疲労はだいぶ軽減し、楽になると思います。

おしゃぶりの上手な使い方@
おしゃぶりの上手な使い方@

赤ちゃんは生後3ヶ月までは反射的吸せつ期といって、自分の口を刺激するためと、いつまでもくわえて吸っていたいという欲求があります。おしゃぶりを使うと、歯並びが悪くなるとか、出っ歯になるなどという人もいますが、使う時期が適切であれば、そんなことはありません。おしゃぶりを否定的に考える必要なないと思います。

最新の医療知識と最先端の技術をもとに、商品開発を行い、成長をすこやかに導くおしゃぶりを開発しています。赤ちゃんが本当に必要としているときにだけ使えば効果的ですので、間違った使い方はしないでください。次の様なときに、使うのがおすすめです。

  1. 飲み過ぎを予防し、吸せつ欲求を満足させるために使用します。
  2. 赤ちゃんが眠いときやいつまでも乳首を離さないときに、おしゃぶりにすり替えて寝かしつけたり、ぐずぐずいってなかなか寝に入れないときに使用します。
  3. 寝る前や授乳も済み、だんだん睡眠となる前に、気持ちを落ち着かせるために使います。
兄弟ができたら
兄弟ができたら

赤ちゃんがお母さんのおなかに宿ると、上の子たちはすぐにわかってしまうのです。妊娠するとお母さんは、お腹の子のために自分の身体を守ろうという自然の本能がわきだします。すると上の子は反抗したり甘えたり、ぐずぐず言ったりしてお母さんとの距離を近づけようと努力します。変だなあ、子どもがつかかってくるなあという時には優しく受けとめてあげましょう。上の子と一緒に赤ちゃんの誕生を待ち望むことで、赤ちゃんの受け入れを意識づけることになります。赤ちゃんが生まれ、お母さんが赤ちゃんを見ていると、上の子はベターッと甘えてきます。そんなときには「しっかりしなさい、早くしなさい!」とは言わないでください。お母さんに優しくしてもらったから下の子にも優しくしなきゃという思いやりや、お兄ちゃんお姉ちゃんの自覚というものが自然に出てきます。1日1回は上の子とのスペシャルタイムを持つようにして、じっくり上の子かかる時間を持ちましょう。

赤ちゃんんとの生活 −そろそろお片づけを−
赤ちゃんんとの生活 −そろそろお片づけを−

いろいろなおもちゃや絵本に触れ、楽しく、自由に遊ぶことは、子どもの創造性を育む大切な時間です。その後のお片付けは、子どもが大人と一緒に体験しながら学ぶ成長課題の一つです。1〜3歳では、お片付けの意味やイメージが解っていませんが「遊んだあとは、お片付けをする」をセットとして伝えることが大切です。最初は遊びの延長として楽しく。大好きなママのすることは、よく見てマネをします。「ママと競争」してもいいですね。たくさん遊んだあとは「おいしいごはん」「楽しい風呂」など、お片付けの後の楽しいことを子どもと一緒に思い浮かべ、そのために「早くお片付けしよう」と声かけします。片付いたタイミングで「きれいになったね」「ママ嬉しい」など喜んでみせ、子どもを褒めて、お互いに楽しくまたやろうと思うこと。毎日続ければ、自然に習慣として身に付きます。子どもが片づけやすいように、よく遊ぶものをまとめる、おもちゃ箱の大きさや、しまう場所などを工夫しましょう。子どものペースに付き合い、急がさず、イライラしたらまず深呼吸を。

赤ちゃんの「泣き」について
赤ちゃんの「泣き」について

赤ちゃんは、なぜ泣くのでしょう。お腹がすいたから?おしっこ、うんちをしたから?どこか具合がわるい?赤ちゃんは泣くことが言葉です。こちらのほかに、「抱っこして」「ゲップを出したいのに出ない」など色々な要求があります。でも、初めてのお母さんは何を訴えているのか良くわかりません。とりあえず、消去法で行ってみましょう。おっぱいは飲んだばかり、おむつは汚れていない、熱もない、じゃあなんだろう?というふうに。早く寝てほしい、寝たら食事の準備をしたり掃除をしたり…「寝ろ、寝ろ、寝てくれ〜!」そう思いながら寝かしつけしようとすると、赤ちゃんはお母さんの気持ち、焦り、不安を受け取ります。そうすると、かえって寝てくれなくなります。原因のない泣きの場合、お母さんは開き直るしかありません。「泣きたいのね」と一緒に泣いてみたり、ゆっくり向き合う。それでダメで参ってしまいそうなら、赤ちゃんを安全な場所に置いて、その場を少し離れてみるものいいでしょう。とにかく赤ちゃんは泣くもの。誰かに助けを求めながら、うまく対応してみましょう。

三輪車とベビーカーの選び方
三輪車とベビーカーの選び方

三輪車は1〜3歳用の乗り物です。身長100cmになると窮屈になります。1歳では、押して進むタイプ。その後安定してお座りと、バランスをとり自分で手足を使えるようになったら、ペダルが足につくものを選んで購入しましょう。

ベビーカーはA型(新生児から4歳)、B型(生後7か月〜4歳)、バギー(生後7か月〜4歳)強度が強いもの、対応式(ハンドルの向きが変えられるもの)があります。各個人の生活環境に合ったものを選ぶことが大切です。階段が多いなら、軽いベビーカー。駅の改札が多いなら、幅広タイプ。移動するのに砂利、段差が多い場合は、車輪が大きい三輪車タイプ。車の移動が多いならばチャイルドシートの併用が必要です。値段よりも、お店で赤ちゃんを実際乗せて押して歩きましょう。まず、赤ちゃんへの安定した装着のしやすさ、自分の身長とハンドルの相性、段差でのつまづき具合を確かめてみましょう。また、安全マークがついていることを確かめると、より安心です。

生活のリズムについて
生活のリズムについて

赤ちゃんの生活はゆったりベース。これを成長するにつれ、大人と同じ生活リズムに近づけてあげます。生活リズムが整っていると、よい睡眠がとれ、成長に書かせないホルモンの分泌が促され、心も体も健やかに成長してくれます。生後1ヶ月までの新生児は昼夜の区別がありません。ママは赤ちゃんに合わせて体を休め、生活リズムを整える準備をします。2〜3ヶ月頃には、授乳の間隔が定まり、夜まとまって寝る傾向にあります。

これは、生活リズムを整えるのに良い時期を迎えたサイン。朝は部屋を明るくし、昼間は遊びや散歩にでかけるなど刺激を与え、夜はゆったりと過ごし部屋を暗くして寝かせます。朝起きたら顔を拭き、着替えるなど、その時々の決まりごとをするのもよいです。6ヶ月頃には離乳食も始まり、食事や就寝の時間を決め、夜スムーズに寝られるとよいですね。朝は8時頃までには起き、夜は9時までには寝かせるのが理想ですが、赤ちゃんには個性があり、その家庭ごとに生活環境も様々です。無理せず少しずつ生活リズムが見直せるといいですね。

便秘について
便秘について

便秘とは、排便の回数が減って便が硬くなることです。成長具合などに個人差があるように、赤ちゃんのうんちもその子によって違います。「何日排便がないと便秘」という定義はなく、体質によるとされています。

2〜3日に一回でも、食欲がありスムーズに排便するなら、便秘と考えずその子のペースだと思って下さい。低月齢での母乳の赤ちゃんが「便秘で機嫌が悪い」「体重が増えない」などの症状があるときは、母乳が不足していることも考えられます。

生活のなかで、便秘は解消し予防できます。授乳も離乳食も、生活のリズムの中で規則正しくすることを心がけましょう。食事はバランスよく繊維が多いものを増やしてあげましょう。夜はねんねの時間を決めて、自律神経の働きを整えましょう。おへそを中心に、時計回りに手のひら全体で「の」の字書くようにマッサージしたり、腹ばいにして背筋や腹筋を鍛えましょう。

まずは赤ちゃんが機嫌良く過ごしているか、うんちのたびに痛がらないか、といったことを観察しましょう。そのうえで便秘だと思ったら受診しましょう。

2.歩き始めにきをつけること
2.歩き始めにきをつけること

歩き始めの赤ちゃんは手を体よりも上げた状態のハイガードポジションで、ロボットのように腕が曲がりにくく、左右の足に交互に体重をのせながら前進する歩き方です。何度も「歩いて転ぶ」という体験の中からバランス感覚を身につけていきます。転んだときに机・柱・家具の角に頭をぶつけることのないように、これらから離れた場所を歩かせましょう。

また、行動範囲が拡大します。今まで手が届かないと思っていたところにもあっという間に届くようになります。階段・キッチンの端、テーブルの端から少し出た状態で置いてあるもの、子どもは何でも興味を持ち、取ろうとします。子どもの目線でもう一度部屋の中をチェックしてみてください。階段・キッチン・風呂場などはガードや戸を閉めて、一人では入れないよう工夫を。事故のないように見守ってあげましょう。

◎靴の選び方

・かかとがぴったり合い、つま先は指をのびのびと動かしやすい形のもの
・靴底が足なりに曲がり地面からの衝撃を和らげ、適度な弾力があるもの
・肌触りが優しいもの
・履かせやすいもの
・中敷きが洗えるもの

※ 写真の靴は「靴の選び方」と関係ありません

1.歩き始めの時期
1.歩き始めの時期

歩き始める時期はお子さんによりとても個人差があります。一般的に10か月〜1歳6か月頃といわれていて、7〜8か月の開きがあり、環境にとても影響されます。

あんよするのに必要な条件があります。

@ 体の筋肉が強くなり自分の体をちゃんと支えられるようになる
A 体のバランスをとる小脳など機能が発達していること
B 転んだときにパッと手が前に出る防御姿勢が取れること
C 赤ちゃん自身の「歩きたい」という欲求・好奇心があること

この4つの条件が全て揃って、初めて赤ちゃんのあんよができるようになります。

「早い」「遅い」があっても、将来の運動機能に差が出るわけではありません。あせって歩行練習はせずに、ハイハイを充分にしてもらいましょう。

「赤ちゃんのお口のケア」〜離乳食と一緒に始めましょう〜
「赤ちゃんのお口のケア」

赤ちゃんのお口のケアは、生後4〜5か月の歯が生える前から、お口の中を触れられることになれさせることから始めましょう。 まずは、赤ちゃんとスキンシップ。遊びながら、楽しい雰囲気で触るのがポイントです。お口から一番遠い手や足から触っていき、だんだんお顔に近づきます。頬、唇を触っていき、いよいよお口の中です。お口の中をやさしくマッサージしましょう。生後6〜7か月になる、一般的に下の前歯が生えてきます。歯が生えてきたら、ガーゼ磨きをスタートしましょう。

まず、歯を磨く感触になれてもらうことが大切。乳児用歯ブラシを遊び感覚で持たせるのもいいですね。噛んで遊んで、歯ブラシが口に入る感覚に慣れさせましょう。歯ブラシに慣れてきたら、仕上げ磨きを始めましょう。初めのうちは1日1回、慣れて来たら朝晩2回。虫歯菌の多くは、身近にいる保護者の「唾液」を通して感染します。大人が噛んだものを直接口移しで与えたり、スプーンやコップなどを共有するのはやめましょう。

「子育て歳時記」 〜年中行事・節句〜
「子育て歳時記」

昔は病気や災害によって赤ちゃんの死亡率が高く、その命をいかに守るかを考え儀式や神頼みによって子どもを育ててきました。これが生活の中で、親から子、そして孫へと継承されてきました。その中にはなくしたくない日本独自の文化・習慣が数多くあり、今後も後世に伝え残していきたいと思います。今日でも子どもの健やかな成長を祈って、その節目に家族でお祝いをしています。そんな昔からの行事を紹介していきます。ご自身のライフスタイルに合わせてお子さんの成長をお祝いしましょう。

帯祝い(着帯)

御神殿の鈴に下げてある布地(晒し・さらし)を月に一度新しいものに交換していました。その晒しを頂いた妊婦が、腹巻きとして安産を祈願したことがはじまりと言われています。 子をたくさん産み、お産が軽い犬は、昔から安産の守り神と言われてきました。これにあやかって、昔から妊娠5か月目に入った最初の戌の日に妊婦さんが腹帯をまいて安産祈願のお参りをする風習があります。

お七夜

赤ちゃんが生まれてから7日目にお祝いします。この日に命名・お披露目することから「命名式」とも言われます。 昔は衛生・栄養事情が良くなかったため、7日目を迎えることなく亡くなってしまうことが多かったそうです。7日目のお七夜を迎えることは赤ちゃんにとって無事な成長を確かめる大切な節目だったのです。

お宮参り

子どもの誕生を感謝し、生まれて初めての健やかな成長を氏神様にお祈りする行事です。赤ちゃんが生まれてから30日〜33日目(男の子31日・32日目、女の子32日・33日目)頃と言われていますが、地域によっても違います。 あまり日にちにこだわらず、母子の体調の良いとき、天気の良い的などを選んで参拝して下さい。

お食い初め

赤ちゃんが生まれてから100〜120日目にお祝いします。 「この子が生涯食べ物に困らないように」との願いを込めて、食初膳を用意し食べる真似をさせ、家族で食卓を囲みます。 食初膳は一般的に赤飯・尾頭付魚・煮物・澄まし汁・香の物といった一汁三菜が用意されます。中でも香の物は梅干しと小石を用意する風習があります。梅干しはしわがいっぱいになるまで長生きするようにと、小石は丈夫な歯が生えてくるようにとの願いが込められています。

初誕生

赤ちゃんが生まれてから1年目の誕生日に、健やかに成長できたことを喜びお祝いします。 昔は赤ちゃんが無事に1歳をむかえることはとても難しいことでした。無事に1歳を迎えられたこととその後の健やかな成長を願って、赤飯を炊いたり、餅をついたり(一升餅)、出世魚を用意してお祝いしました。 現在ではバースデイケーキなどを用意してお祝いしているようです。

初節句

赤ちゃんが生まれてから初めて迎える節句の事です。健やかな成長を祝うとともに厄除けを願います。女の子は桃の節句(3月3日)、男の子は端午の節句(5月5日)にお祝いします。桃の節句の流しびなや端午の節句の菖蒲湯には神を鎮め、魔除けの意味があります。

七五三

数え年で男の子は5歳(地域によっては3歳も行う)、女の子は3歳と7歳に晴れ着を着て神社・氏神に参拝して無事に成長したことを感謝し、これからも健やかに成長するようにお祈りします。本来は11月15日ですが、家族の集まれる日の良い日に行います。3歳は男女ともに髪を伸ばし結い始める「髪置(かみおき)」、5歳は男の子が初めて袴を着ける「袴着(はかまぎ)」、7歳は女の子が着物の付け紐をとって帯を使い始める「帯解(おびとき)・帯祝」が由来です。 11月15日に七五三が行われるかというと、鬼宿日(きじゃくにち)といって鬼が自宅にいるのでお参りを邪魔されずにできるとされた説や、秋収穫を祝う霜月祭りの日だからという説があります。

「おしゃべりができるようになったら」
「おしゃべりができるようになったら」

片言を話す赤ちゃん、ますますかわいいですね。お話の練習は、生まれたときから始まっています。普段の行動がことばの力になります。赤ちゃんをよく観察し、ことばかけしましょう。例えば…。

◎ 赤ちゃんの気持ちを言葉にしてみます(おやつを食べてニコッとしていたら「おいしいね」と言ってあげましょう。)。
◎ 大人が自分の気持ちを口にする(探し物をしているとき「○○どこかな」と、行動を言葉にすると、その姿を見て、赤ちゃんはことばの意味を知ります)。
◎ 間違えても、訂正したり、言い直させたりせず、さりげなく直してことばを返します。
◎ 子どものことばに関連した話題を、少し広げて言い返してあげましょう(「ブーブーいっぱい」「車いっぱいだね。どこ行くんだろう」)。

昔ながらの手遊び、絵本の読み聞かせなど、ことばの世界を広げてあげましょう。ことばを司る「大脳皮質」が働くには、「元気なからだ」「安定したこころ」が不可欠です。

「人見知り」
「人見知り」

半年位になると、人見知りが始まってきます。脳が発達して情緒を表す活動が出来たからで、成長のひとつです。いつも周囲で世話をしてくれる人と、そうでない人との違いが、わかり始めます。知らない人を見ると、泣きべそをかいたり、大泣きしたり、今まで大好きだったおばあちゃんでさえ、突然拒絶されてしまいます。すぐに過ぎてしまって気づかないときもありますし、1歳〜2歳までもかかる場合もあります。また、大家族、保育園、散歩、子育てサロンなど、日頃多くの人とコミュニケーションがとれる環境にいる赤ちゃんは、ほとんど見られないとも言われています。無理矢理抱っこしたりして、泣かせてしまうより、次期が過ぎるまで、笑顔で待つことです。
また、この頃から赤ちゃんは人間関係をまともに受け始めます。よい影響の場合は、脳の発達を助け、心も安定しますので、赤ちゃんにとって安心できるママであり、おおらかにかまえ、また、ママも人間関係の広がりを作っていることも大切なのではないでしょうか。

「新生児の注意点」〜離乳食について〜
「新生児の注意点」〜離乳食について

離乳食は約1年半をかけて、赤ちゃんが大人とほぼ同じようなものを食べられるようになるための大事なステップです。食べることの楽しさと大切さを知る始まり。舌を出して唇をなめたり、家族の食事風景をじっと見て、食べたそうに口にモグモグしたりします。この様子は母乳以外の食物を与えてよいサイン。開始する時期は、栄養学的にも発達的にも、食物アレルギーの予防の面からも6ヶ月がよいでしょう。しかし個人差があるので、無理強いせず。7ヶ月からでもかまいません。以前は離乳食を始める前に、果汁・スプーンの練習が必要といわれましたが、必要ありません。離乳食作りは難しく考えないで。家族の食事から取り分けて作ると簡単です。回数は1日1回、7ヶ月から7ヶ月半頃になったら2回食、9ヶ月頃には3回食が可能。母乳を飲ませてから離乳食、また母乳の回数は減らす必要はありません。育児書通りに作ろうとして、疲れ切っている方もいます。冷凍食品やベビーフードなども上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

「新生児の注意点」〜夜泣き&抱っこはした方がよいのか〜
「新生児の注意点」〜夜泣き&抱っこはした方がよいのか

人が人として健全なこころを育んでいくためには、おなかにいる胎児のころから乳幼児期に多くの人との係わりが重要です。赤ちゃんにとって泣くことは重要なコミュニケーション手段であり、泣くこと以外訴える手段はありません。赤ちゃんが泣いているときには胸にしっかり抱きしめて母親を必要としているその気持ちを満たしてやりましょう。抱っこは心の栄養です。「呼べば来てくれるんだ」という安心感・信頼関係を築く第一歩です。0歳の赤ちゃんは抱きしめて徹底的にかわいがること・無償の愛を与える。赤ちゃんの欲求に応えるのは甘やかすことではありません。そうすることで、将来自主的で好奇心のある自信を持った子供を作ります。中には、どんなことをしても泣き止まない赤ちゃんがいます。母親はどうしていいのかわからずとてもつらいです。そんなとき、父親や周りの人の助けが必要です。代わりに赤ちゃんを抱いてあやしたりしてくれると母親の緊張も和らぎます。外に出て散歩したり、ドライブも効果が。子育ては気負わず気楽に力を抜くとよいですね。

「新生児の注意点」〜ベビーマッサージ〜
「新生児の注意点」〜ベビーマッサージ

ベビーマッサージの方法はたくさんありますが、たいていはどれも同じようです。皮膚に触れることで、免疫効果が出る・循環がよくなり内蔵機能がよくなる・便秘の解消のほか、言葉かけによって感情も育ちます。また、関係性も作れます。準備として、@裸にするときは部屋を暖めます(服を着たままでもできます)。Aする方の手も暖かくします。手がガサガサしているときは、クリーム等で滑りやすくしておきます。B時計やゴツゴツしたアクセサリーは外します。赤ちゃんの空腹時・体調が悪そうなとき・熱があるとき・機嫌の悪いときは、無理にしません。予防接種のあとも避けましょう。

準備が出来たら「さあ〜始めるよ」と、声をかけてから始めます。教室などで習った順番にマッサージを行います。マッサージは便秘をした時にも応用できます。あくまでやさしく、丁寧に、おしつけず、楽しく赤ちゃんとの時間を共有しましょう。必ず赤ちゃんも笑顔で返してくれるでしょう。ハッピーな時間でありますように。

「断乳についてA」
「断乳についてA」

断乳とは、字のごとく、赤ちゃんに対しておっぱいを断ることです。そこには赤ちゃんの意志はなく、お母さんにも事情があるわけです。仕事に復帰する、病気になった、次の赤ちゃんがお腹にいるなどなど…。では、赤ちゃんはどうでしょうか?大好きだったお母さんのおっぱいが突然もらえなくなります。お母さんに抱かれて、やさしい言葉をかけられ、ついつい眠くなってしまう。こんな極上の食事時間や心地よさがなくなってしまうなんて、赤ちゃんにとってはとてもショックで、不安なことではないのでしょうか?

2〜3歳になった子は「イヤッ」というかもしれませんが、よ〜く話してみてください。そしてギューっと抱きしめてあげてください。「大丈夫、おっぱいがなくてなっても、お母さんはあなたが大好きで、これからもちゃんと守ってあげるからね」と。そして、いっぱい一緒に遊んであげてください。大きくなった赤ちゃんへのおっぱい効果は、安心です。おっぱいに代わるお母さんの大きな愛情で包んであげて下さい。

「断乳について@」
「断乳について@」

断乳の仕方はだいたい2通りあります。どちらも授乳を中止することに違いはありませんが、一つは自分でする方法で、今までの授乳回数を減らしながらします。1日8回飲んでいたら4回に。多分おっぱいが張ってきます。痛みや張りが強いときは、少し圧抜き(乳輪から上の部分を刺激してお乳を出すこと)をします。なんとか我慢できる位のところでいいです。4回〜2回〜1回と減らしていきます。2〜3日に1回、一週間たっても痛くなければOKです。

二つ目は専門家に頼む方法です。まず、授乳を中止して三日目にキンキンに張ったおっぱいを搾乳してもらいます。続いてその一週間後に搾乳、そして最後に一か月後に状態をみてもらうことです。どちらにも共通することですが、授乳を止めたらお母さんもカロリー制限してください。また、トラブルが起きないようにすることも大切です(乳頭のガスはとること)。授乳を止めることによって、生理がなかった人は、生理が始まることが多いようです。家族計画も忘れずに♪

「ハイハイを始めたら」〜家の中での注意点・誤飲の対策〜
「ハイハイを始めたら」

個人差もありますが、生後8か月近くなるとハイハイができるようになります。行動範囲が少しずつ広がり、好奇心旺盛な赤ちゃんは、なんでも口に。赤ちゃんの目線で行動範囲をチェックしてみましょう。特に誤飲事故として多いのが、1位にタバコ、2位医薬品・医薬部外品、3位プラスティック製品、4位玩具・金属製品、5位硬貨などです。その他、洗剤、防虫剤、電池、食品類などが報告されています(厚生労働省:平成23年度報告参考)。誤飲したものによって、吐かせる、吐かせてはいけない、すぐに診察が必要、少し様子を見てよいなど、対処の仕方も違います。起こってしまってからの対処はとても大変です。何事も予防が肝心です。

※ 休日・夜間の急な病気・けが「小児救急電話相談」#8000
  (無料・全国どこからでもOK)

※ タバコ・洗剤など飲んでしまったら「中毒110番」
電話 大阪 072−727−2499(無料 365日・24時間対応)
電話 つくば 029−852−9999(無料 365日・9時〜21時)

「母乳とミルクについて」〜母乳が出ないときは…。《その2》〜

母乳が出ないからといって、ミルクをあげると、赤ちゃんは母乳より甘く、出がよいミルクを欲しがるようになります。ミルクをたくさん飲めば、自ずと母乳を吸わなくなります。また、授乳間隔も開くようになると、だんだん母乳が作られなくなります。母乳を頻回に吸わせ、ミルクの回数と量を減らしていくことが大切です。

ミルクは母乳に比べ腹持ちがいいということは、消化吸収が悪い(胃に溜まっている時間が長いため)ということ。お母さんには好都合ですが、赤ちゃんには身体的に負担です。母乳は目に見えないため、飲んでいる量がわからず、お母さんは「不安になる」というのが現状ではないでしょうか。赤ちゃんが泣くとお腹がすいているのではないかと思ってしまう。泣く原因はたくさんあります。おしっこ、うんち、おならがしたい。寝返りしたい、暑い、寒い…など、言葉で言えないため。泣いてお母さんに知らせるのです。泣いたら「お腹がすいたのかな?」というのは、一番最後に考えてみましょう。

「母乳とミルクについて」〜母乳が出ないときは…。《その1》〜

人間は本来、哺乳動物です。本当に「母乳が出ない!」という人は千人に一人といわれています。妊娠すると必然的に母乳は作られ、出産と同時に射乳反射が起こり、母乳が出るようになります。問題はその時、乳腺(片方10〜15本位ある)が詰まっている(母乳の出口に栓がしてある)状態であると。母乳が作られ、乳房は張ってくるが、母乳が出ない状態になります。そうならないために妊娠5ヶ月(16週)頃から、乳頭(乳管)の手入れ(入浴時にタオルで乳頭を軽くこすり、乳管口の栓をとる)が、非常に大切になります。

基本的に母乳は受注生産です。赤ちゃんに吸われれば吸われるほど母乳は作られます。@赤ちゃんが欲しがるときに、欲しがるままにあげるA1日10回以上はあげる(頻回授乳)。B搾乳する。C乳房(乳頭)ケアをする。自分でできないときは助産師にしてもらう。また、D補助食品「たんぽぽコーヒー(茶)」「ミルクアップ(オーガニックメディカルハーブ)」を活用することも良いと思います。